胃カメラとは、別名胃内視鏡検査と呼ばれるもので、内視鏡を口または鼻から入れ、内視鏡の先端に付いている超小型カメラで、体中の様子を観察する検査のことです。かつての内視鏡は、ファイバースコープを3万本ほど束にしたものを使い、直接医師が内部を覗いて診断していました。しかし現在では、細い内視鏡を使い、テレビモニターに映し出される映像を見るものに進化したため、複数の医師が同時に診断することも可能になりました。さらに近年主流となっている、内視鏡を鼻から挿入する検査は、患者の体への負担が少ないと言われています。その理由は、吐き気を感じにくいためです。口から内視鏡を挿入すると、咽頭反射が起こり、吐き気を感じます。ですが、鼻から挿入する場合では、咽頭反射は起こらず、検査中も医師と会話することも可能になります。かつては苦しい検査だとして知られていた胃カメラですが、新たな機器と検査方法で体への負担も減り、誰でも安心して検査に臨めます。

胃カメラ前日の注意点

胃カメラ検査の前日に最も気を付けなければいけないのは食事制限です。胃の中に食べ物が残っていた為に胃の中の異常を発見出来なかったり、検査が中止になったり等、病院にも迷惑がかかる場合も考えられるからです。病院にもよりますが、基本的には夜21時以降は絶食と決まっています。お腹が空いたからといって、間食をとることも出来ません。前日の食事は、なるべくお粥や麺類などの消化の良いものをとり、消化不良で胃の中に残る可能性のある繊維質や脂っこいものの摂取を控えましょう。この間摂取していいものは少量の水だけになり、お酒はもちろんジュースも控えましょう(検査の3時間前までならコップ一杯の水を飲んでも大丈夫です)。アルコールは、胃に負担を与えたり神経を麻痺させる為検査当日に鎮静剤が効き過ぎる事がありますまた、タバコは胃酸で胃が荒れたり、ニコチンが胃の粘膜を覆ってしまうので避けましょう。

人間ドックで受けた胃カメラで潰瘍痕発見

40歳になった時に会社から勧められ、人間ドックを受けました。その時、初めて胃カメラをしました。苦しいなど事前に様々な噂を聞いていたので少し不安でしたが、実際に受けてみた感想は、咽を通過するときに少し苦しかったくらいで、その他は大丈夫でした。終わると同時に状況を教えてもらいました。自覚症状は全くなかったのですが、少し炎症を起こしているということと、潰瘍痕があると言われました。一度潰瘍になった場合、繰り返して起こることが多いこと、そしてその原因はピロリ菌が大きな要因になっていることなどを聞かせてもらいました。その後、ピロリ菌の検査を行ったところ、案の定発見されたので、除去するために薬をもらいました。1週間薬を飲み、再度検査したところ所、除去されており一安心しました。何かきっかけがないと中々検診や検査はしないでしょう。しかし、自覚症状がない場合でも様々な病気が分かることがあります。年齢に応じて必要な検査を受けるようにしたいですね。

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